21 7 / 2011
「なんで」と「もしも」
こんなぼくでも過去に何人かの部下をもったことがあるのですが、
けっきょく上司ってのはジャマな存在なんですよね。
でもほっとくとたくさんまちがうのも事実で、
ようするに彼らの正解率を高めてあげれば上司は不要になる。
つまりひとり立ちできるようにってことなんだけど、
少なくとも自分と同じ程度の正解率で物事を判断できるなら
十分だと思うのです。
じゃあどうやってそんな状態にするのかっていうと、
これはもうとにかく「自分の頭」で考えさせるしかない。
だからぼくは誰であっても「なんで」と「もしも」を
意識するように教えます。
いろんなむずかしいことを体系だてて教えても
なかなか身につきませんから、
もっと単純な反復練習を意識的にやってます。
「なんでそうなるの?」
「もしも予算があと100万円あったらどうなるの?」
ホウレンソウのたびにそうやって問い返します。
そういえば最近はホウレンソウって会社でつかってないのかな。
報告・連絡・相談の略で「ホウレンソウ」なんですけど、
こういう基本を新入社員に教えない会社は
かなり労働力をムダにしてますね。
そういう会社で「社員の生産性が」とかいうのはお門ちがい。
話を戻して。
「なんで」は理由をちゃんと説明できるように、
「もしも」は勝手な制約をつくらないように、
すごく効果的な魔法の言葉です。
これを3か月ほどつづけたら、だいたいぼくくらいであれば
同水準になりますね。
もちろん前提の知識や経験の差があるから、
問題によってはそれぞれ正解率はちがうんだけど、
平均すれば似たようなところになるでしょう。
ここまでくればもう企画については上司と部下じゃなくて
がっつり議論のできるパートナーになれます。
まあ上司の仕事として責任取るとか、社長とかもっとえらい人に
話を通してくるとかは残ってるんだけどね。
こういう関係になれるとすごく楽しいです。
ぼくが部下を持つことはもうないかもしれないけどね。
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